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天文計算 コンピュータ 天文学史
天体位置略算式の解説―Almanac for Personal Computers
 天体位置略算式の解説―Almanac for Personal Computers 井上圭典 鈴木邦裕(著)

 今、私が使わせていただいている、惑星、月の計算式の出典です。
 位置精度は、1970-2030間であれば±6秒。任意の時刻、観測地で見た惑星の位置計算に必要な情報が網羅されています。
 また、補講の「内外の発表された略算式の概説」は、内外の研究者の略算式の精度を比較するという興味深い内容です。もちろんどの略算式が優れているか、という議論ではなく、自分の成果物を客観的に評価する、という立場は勉強になります。
天文計算入門―球面三角から軌道計算まで
 天文計算入門―球面三角から軌道計算まで 長谷川 一郎(著)

 サブタイトルの通り、天文計算に必要な情報、式がそろっている、素晴らしい本です。私が天文計算プログラムで困ると、最初に開きます。
 ただ、すでにあるデータを用いて計算する理論の本なので、実際の計算には、対象天体のデータが必要になります。 注・画像は、改訂前のハードカバーのものです。
天体の位置計算 増補版
 天体の位置計算 増補版 長沢 工(著)

 こちらもタイトルどおり、位置計算に必要な情報、式がそろっています。
 私が一番最初に買った天文計算の本で、この本で勉強(といえるほどきちんと理解していませんが)しました。惑星や星の位置計算を勉強するには、この本が一番分かりやすいと思います。
 方向余弦を使って、変換行列を順にかけて座標変換を行なうので、3DCG関係のプログラムを書いたことがある人は理解しやすいのではないかと思います。私は逆に、3DCGの勉強のときに素直に入っていけました。 注・画像は改訂前のものです。
Astronomical Algorithms
 Astronomical Algorithms Jean Meeus(著)

 惑星や月の位置計算はもちろん、木星土星の衛星の位置、土星の輪の向き、月の自転軸の方向などを求める、日本の書籍には載っていない式と解説があります。
 WillMann-Bellって出版社は天文関係書籍だけしか作ってないみたいなんですよね。それでやっていけるんだからさすがはアメリカ。
 Meeus先生の本、WillMann-Bellへ直接注文しても買えます。本代よりも輸送費のほうが高くつくのが玉にキズですが。
Mathematical Astronomy Morsels
 Mathematical Astronomy Morsels Jean Meeus(著)

 同じくMeeus先生の本。こちらは、惑星の集合や日月食の周期など、さまざまな現象を計算で求めてみる、という本です。 Meeus先生の本はもちろん英語で書かれていますが、単語と式で間を埋めていけば、結構読めます。
 この続編、「More Mathematical Astronomy Morsels」が出版されているようですが、私はまだ入手していません。
天文の計算教室
 天文の計算教室 斉田 博(著)

 この本は、「天文観測年表」に記載のデータから求めることができる、さまざまな天文現象と、その求め方が紹介されています。 もちろん、他のデータブックのデータでも、同じように求められます。
 簡単なものから難しいものまで、分かりやすくかかれていて、参考になります。
軌道決定の原理―彗星・小惑星の観測方向から距離を決めるには
 軌道決定の原理―彗星・小惑星の観測方向から距離を決めるには 長沢 工(著)

 こちらも長沢先生の本。数夜の観測から、小惑星や彗星の軌道決定する原理、決定した軌道要素の誤差を確率統計の手法を用いて求める、という、長沢先生の研究が紹介されています。
 線形代数と確率統計の単位を一度落としている私には、ちょっと難しいのでまだ積読状態ですが、今後ゆっくり読んでいく予定です(笑) 数学はちゃんと勉強しないとダメですね。
マイコンが解く天体の謎―FMシリーズ版
 マイコンが解く天体の謎―FMシリーズ版 中野 主一(著)

 コンピュータで星空を計算し描くことができる、と知ったのはこの本です。特に、過去未来の星空、他の恒星から見た星空、というのが、子供心にインパクト強、でした。
 当時コンピュータは30万くらいするのが普通でしたが、MSXという安いコンピュータが出て、小遣い貯めて買って、それにこの本のプログラムを移植したのが、私のプログラミングの事始です。BASICも天文計算も知らないのに無謀極まりないですが、それでも動かせたのが感動でした。
 注・画像はカバーがない状態です。

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